ランチメイト症候群

ランチメイト症候群

「ランチメイト症候群」という言葉を知っていますか。正式な病気ではないそうですが、一時期話題となった「便所飯」とも関連のある言葉で、一人でごはんが食べられない人のことを言うそうです。みなさんも、特に女性の方はそう思われる人も多いのでしょうが、一人でごはんを食べることができない、あるいは食べたくない、という方はいらっしゃいませんか。これの原因をつきつめて考えた時に、一人でごはんを食べていると周囲の人に友達がいないから一人でごはん食べてるんだ、と思われることが怖くてたまらず、無理矢理人とごはんを食べているような場合はこの「ランチメイト症候群」にあたります。

以前の部署の先輩にこのランチメイト症候群なのではないかと思われるような女性がいました。どう考えても気が合わずおもしろくもなさそうなメンバーなのに、無理矢理いっしょにごはんを食べて、無理矢理話題をひねり出して沈黙を埋めているようなところがありました。部の決まりとして、女性はみんなで連れだってごはんを食べに行くこと、みたいなルールがあったのですが、他に用事がある場合は周囲に断って一人で行くことも可能でした。しかしこの先輩は、よく別でごはんを食べに行く人の事を陰でなんだかんだということもあり、私は内心「うっとうしい女だなぁ。どうでもよくない?」(失礼)と常々思っておりました。業務の関係で一人だけで食べなければいけない時、彼女はカフェにもレストランにも社員食堂にも行くことができず、コンビニでおにぎりなどを買ってきてこっそりごみ捨て場の前で食べるそうです。便所ではないですけれど、便所飯と原理は同じですよね。一人でごはんを食べる私を見られたくない、という恐怖。友達がいないと思われることへの恐怖。

私は基本的には他人にどう思われようがどう見られようがまったく気にしないタイプなので(これも問題ありますけれども。正直憎まれるのも嫌われるのも全く平気です)、先輩からごみ捨て場ごはんの話を聞いた時は「この人、ちょっと病んでるんじゃないか?」と心配になりました。

友達は人生の大きな宝物です。本当の友達ならば。でも孤独も人生の宝物だと思うのですよ、気休めではなくまじめに。もっと格好よく孤独でありたい。私はそう思うんですけどね。

離婚相談

がんばるパートかあちゃん

子供が幼稚園ぐらいの頃は、ママ友も働いている人は少なかったですね。

もともとフルタイムで働いている人は保育園だし、幼稚園というのはとりあえず「専業主婦」とか自営業や仕事をしている人でもご両親のフォローがあったり、比較的仕事の時間帯に自由がきく人が多いようです。

世の中、今では「働くお母さん」が普通のような印象もありますけど、実際には「とりあえず専業主婦」っていう人も多いんではないでしょうか。

でもそれは「専業主婦」だけど「とりあえず」がくっついている人です。

子供が成長するに従って教育費その他もかさんで、必要に迫られて仕事を探す人も多いし、また子供が小学校に入り、1年生の夏休みがすぎるぐらいになると急に「パート」を探す人が増えるように思います。

ママ友の話を聞いていると、昔思ったような「優雅にわが家をサロンにしてお料理教室」とか「英語教室の先生」といったような仕事がそうあるわけでもなく、結局は通いやすく、主婦の事情をよくわかっていて休みなんかもとりやすく融通もききやすい職場を探すことになります。

そういうところは大抵主婦がたくさん働いていて、お互い協力しあえるような、要するにファミレスとかスーパーのレジとか、そういうところが多いようです。

「スーパーのレジなんて、とか思ったんだけど」

と、結婚前は大手証券会社のOLだったママ友が苦笑いしながら言ったことが印象に残ってます。彼女は「それでも実際に働いてみると自分のお金ができて、少しは社会に出ている気持ちにもなれて、やっぱりパートとか言われてもそれでいいのかなって思える」こう言っていたのです。

本当はもっと夢のある仕事とか、自分の過去の実績を生かしたものとか、やりがいを探してみたくなるけど、やっぱり子育てが中心になればなかなかそこまでできない。

それでも主婦が外に出たいと思うのは、やはり家庭と学校しかないという閉塞感からの逃避でしょうか。

パートしているママたちは、意外と元気いっぱいです。

「とりあえず」今は専業主婦だったり、パートおばちゃんかもしれないけど、「とりあえず」子供は絶対に大きくなっていくものだから、いつか、きっと。

そんな小さな夢で自らを慰めつつ、がんばっているパートかあちゃん。

意外と周囲にたくさんいるはずです。

BRZ